「具体的に」生きる/坂口恭平『TOKYO 0円ハウス 0円生活』

この本は、“路上生活”をいとなんでいる「鈴木さん」とその相方である「みっちゃん」の二人が、“0円ハウス”に住みながら過ごす日常を巧みに描写したものである。 坂口恭平は建築家/作家であるのだが、鈴木さんの“0円ハウス生活”について建築やものづくりの観…

私と雑巾

最近よく、目の前の課題を終えたあとのことを想像する。 これを終えたら何をしようか。 何をしようかと言うのは何を食べようかとかどこへ出かけようかとかと言うよりは、何か自分の進路に関わるような何かである。 自分は何の人なのか? 文字の人なのか、絵…

真正性の水準とケア

文献の引用。とくにまとまりはないが、あらためて見返すために。 ケアの議論で、ケアとは関係性そのもの(対人関係そのもの)であるというような主張がなされることがある。 たとえば三好春樹は、以下のように述べる。(直接引用ではないが) 渡辺さんは、真…

ASIAN KUNG-FU GENERATIONの音楽を聴く

今回は本とはあまり関係がない。 昔から、ロックバンドであるアジカンことASIAN KUNG-FU GENERATIONが好きで、かれこれ12〜3年くらい聴いている。 何が好きかといえば、歌詞だったり、メロディだったり、ボーカルの後藤正文のギターだったり、伊地知潔のドラ…

「民族誌を再演する――ターナーとパフォーマンス」(メイキング文化人類学を読む①第8章)

1.民族誌を読むことの意味 2.民族誌を演じる 3.ザンビアのとある儀礼 4.「演じること」と「本物」のゆくえ 5.おわりに 今回は、『メイキング文化人類学』の第8章、「民族誌を再演する――ターナーとパフォーマンス」を紹介する。 1.民族誌を読むこ…

2220円の旅

バスを乗り逃した。 ある駅から発車するバスで、発車時刻は10:30。 私はその駅に向かうために、電車に乗った。駅に到着する予定時刻は10:21。 バス停は駅前なので、改札を出てから1分くらいで着く。21分に着くなら(余裕はないだろうが)大丈夫だろうと思って…

身体的な経験の共有について

1.介護における「わからなさ」 2.「わからなさ」という身体的な次元の何か 3.「わからなさ」を伝える方法と問題点 4.おわりに 1.介護における「わからなさ」 普段、介護のボランティアを通じて「要介護者」と呼ばれる人たちに接している。なかには…

ブログの整理

いったんブログを整理した。 理由は単純で、読んだ本について、そろそろ真面目にまとめていかなくてはいけないような気がしたから。 とりあえず向こう半年は、本のまとめという用途で使用していく予定。