読書メモ

An undergraduate. The contents uploaded are mainly notions about books I read, especially anthropology.

「七人の使者」

「前へ、前へ!平原で出会った放浪の旅人たちは国境はそう遠くないと言っていた。私は休まないよう家来たちを励まし、彼らの口の端にのぼる弱音を?った。出発以来四年たった。なんと長い労苦だったことであろうか。都や、わが家や、父のことがまるで信じられないほど、異様に遠いものになってしまった。」

 

作品中の時代設定はわからないが、かつては鉄道もなければネットもないだろうから、まさしく 去る者は日々に疎し だったのだろう。今はLINEやメールもあるし、昔の友人や家族と離れていても、あまり遠くにいる気はしない。

 

「でも、ドメニコよ、どうか私の無慈悲さをうらまずに、出かけて行ってくれ!私が生まれた都へ私の最後の便りを運んで行ってくれ。おまえはかつては私のものでもあった世界との間をかすかにつなぐ絆なのだ。」

 

旅をしたら、何か感じるものがあるかもしれないなあ。